長崎県代表 創成館高校|2018年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(17)

大会第5日目、第3試合。春の選抜にも出場しベスト8入りを果たした 長崎県代表 創成館高校をご紹介します。
対戦相手の岡山県代表 創志学園高校はこちらからご覧ください

創成館高校のユニフォームはホワイトのシャツに黒のストッキングとアンダーシャツ。
くるぶしの赤がアクセントカラーになっています。

そして注目いただきたいのは、全胸マークの「創成館」の文字です。
黒のマーク地の周囲をゴールドの糸で縁取りし、さらに赤色の糸で影のように、少しずらした位置に配置しています。

アップにすると加工方法がよく分かると思います。この加工方法は「シャドウW縁取り」と呼んでいます。(→詳しくは「加工オプション」をご覧ください!)
2017年に出場したおかやま山陽高校でもこの加工方法が使われていました。刺繍屋としてはやはりこういった加工を甲子園で見られるのは嬉しいです。

シャツはツーボタンのラグラン袖で、全胸マークの刺繍が映えるようになっています。

右袖の「長崎」の文字と、左袖にはスクールブランドロゴである WINGS のマークが入っていますが、こちらは昇華プリントです。

キャップもダブル直刺。S W の文字が赤とゴールドで刺繍されています。
穴かがりとつばのサンドイッチトリムにも赤が入っています。

なお、先日紹介した近大付属高と同じように、創成館高校もアンダーアーマーと包括的パートナーシップ契約を締結して、運動部を中心としたブランディング展開を進めているそうです。オンラインショップもあって、ユニフォームはありませんがマフラータオルやTシャツなどを販売していました。さすがアンダーアーマー、なかなかかっこいいので是非チェックしてみてください。