広島県代表 広陵高校|2017年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(37)
大会第13日目、第1試合に登場予定のもう1校は、広島県代表 広陵高校。
多数のプロ野球選手を輩出する伝統校は、本大会開幕前から優勝候補との下馬評どおり、ここまで圧巻のゲーム運びで勝ち上がってきました。
そんな広陵高校のユニフォームのイメージカラーはダークレッド。
シャツは白の前開きで、全胸マークや袖の校章・ラインなどは昇華加工です。
早稲田型書体の「KORYO」の文字は、黒で縁取りされています。
ラインは2本線になっているのがポイントで、袖口も、パンツも2本ラインになっています。
ストッキングのくるぶしのところにも、さりげなく赤が入っていますね。
左袖のマークはこんな感じ。細部が複雑なデザインを、昇華のメリットを活かして加工しています。
キャップのマークは「K」の文字をあしらった校章のデザイン(袖に入っているのと同じ)が使われています。
この「K」の文字のデザインは、流れるような線の形状が、広島市内を流れる太田川を象徴しているのだそうです。
マーク部分はダークレッドと白のダブル直刺で、穴かがり部分とつばのところにも、アクセントとして赤が入っています。
広陵高校って戦前の旧制中学から続く歴史ある学校ですが、ユニフォームはけっこういまどきっぽい雰囲気あるんですよね。大きなデザインリニューアルがあったのって10年ぐらい前でしたっけ。
アイボリーではなくホワイトなシャツと、ダークレッドの2本線、キャップのアクセントカラーがそう感じさせるのだと思います。
昔のユニフォームの画像がないので比較できませんが、もし昔のことをご存じの方がいらっしゃれば、比較してみると面白いと思います。(私にもぜひこっそり教えてください。)