大分県代表 明豊高校|2017年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(34)

大会第12日目、準々決勝第2試合。敗戦ながら、10点差から最終回に6点を返す怒涛の粘りを見せたのが、大分県代表 明豊高校です。

ユニフォームはブルーを基調としたデザイン。
キャップ・アンダーシャツ・ストッキングがブルーで統一されています。

シャツ・パンツにもブルーのラインが入っているのがわかります。

シャツの加工はラインも含め、すべて昇華マークとなっています。
「明豊」の文字はけっこう大きく入っています。そして、文字の周りには立体的に見せるための縁取り線が入っています。

「別府大学」や「大分」の文字は、「直接刺繍風」に見せるために1色ベタではなく、精巧なグラデーションが入っているのが分かりますでしょうか。

こうやって見ていきますと、昇華マークのユニフォームでも「刺繍ユニフォームっぽいデザイン」が好まれているなあ、というのを感じます。

シャツは昇華ですが、キャップの方はバッチリ刺繍の良さを活かしたデザインになっています。

別府の「B」は白糸で、明豊の「M」はゴールド糸で、2色の糸を組み合わせたマーク加工になっています。おしゃれですね!

昇華と刺繍のそれぞれの良さを活かすユニフォームが今後は増えていきそうな感じがします。
刺繍屋としてこれから先どういう商品をご提供できるか、お客様に喜んでいただけるか考えていきたいなーと改めて思った次第です。