沖縄県代表 興南高校|2017年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(10)

大会第4日目 第3試合には沖縄県代表、春夏連覇の実績もある興南高校が登場。
オレンジ色がイメージカラーとなっているチームで、応援団の横断幕やTシャツなどにもオレンジ色が使われていました。

ユニフォームのマーク加工も、(画面だと赤っぽく見えますが)オレンジ色で縁取りされたデザインになっています。
シャツはストライプメッシュのツーボタン。

ところで、最近増えている昇華のプリントユニフォームですが、よくよく見ないと、遠目には刺繍の縁取りなのかわかりにくいことが意外とあります。
昇華でも、まるで刺繍であるかのような陰影を入れるデザインが好まれているようです。

このくらいアップで、シャツの生地のしわ感、透け感で、ようやくプリントだと確認できました。

シャツが昇華でも、キャップはボリューム感たっぷりの3D直刺の加工。
オレンジ色の「K」の文字の部分は、刺繍糸の質感が存分に活かされています。

袖口とパンツの部分に1本ラインが入っています。
袖ラインは少し太め。パンツのラインは細めです。

ただ、スタンドで応援する野球部員の中には刺繍マークであろうユニフォームを着用しているのも見受けられましたし、興南学園の公式ブログに載っていた画像ユニフォームも縁取り刺繍でしたので、季節で使い分けていたり、甲子園用に新調していたりするのかもしれません。
おそらく他の学校でも、昇華と刺繍のユニフォームを使い分けているところもあると思います。
そういった視点で追っかけて見ていくのも面白いですよ。