岐阜県代表 中京高校|2016年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(28)

大会第8日目、第2試合に登場したのが、岐阜県代表の中京高校です。
ユニフォームは白のスタンドカラーシャツに、ネイビー地+シルバー糸の縁取り刺繍の全胸マーク加工がされています。

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全胸マークの右下に「学校法人 安達学園」の文字が入っていますが、この部分および左袖の安達学園のマーク、右袖の「岐阜瑞浪」の文字は昇華であり、刺繍ではありませんでした。

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「CHUKYO」の文字は、昨日の境高校のキャップの文字のところでもご紹介した、まさに「中京型」フォント。
輪郭が波型かつ角ばっているのが特徴です。

帽子の「C」の文字のマークは、ゴールドの3D立体直刺です。

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ちなみに、この「CHUKYO」のフォントは、系列大学である中京学院大学の野球部でも採用されています。

もひとつちなみに、愛知県にある「中京」、つまり「中京大中京高校」・その系列の「中京大学」と紛らわしいですが、中京大中京高と中京大学のユニフォームでは「中京型」フォントではなく、筆記体型のデザインが使われています。
(訂正:中京大学では「中京型」「筆記体」両方のデザインのユニフォームが使われています)

正直、地元や近隣地域や30代以上の人なら、「中京高校」と言うより「中京商業」と言われたほうがピンとくる方が多いと思います。
もともと「中京高校」の名称で創立し、その後「中京商業」と改称してから長らく親しまれてきました。そして2001年に約30年以上ぶりに「中京高校」という名前になりました。

もっと紛らわしいのが、愛知の中京大中京高校がそもそも最初に「中京商業」として創立して、岐阜の中京高校が中京商業になったのと同年に愛知の中京が「中京高校」への改称を経て「中京大中京」となったという経緯があるってことなんですが。。。

今回調べてみたら、中京高校を運営する「安達学園」の創始者の方は、中京大中京高校を運営する「梅村学園」の創始者の方の息子さん、というつながりがあるということが分かりました。なるほど納得です。

※個人的な思い出ですが、私が小学生の時、とある分野の専門の先生の診察をうけるために、名古屋市内から瑞浪市にある病院まで月に1回通っていたことがありました。
その時の電車の中で中京商業の野球部のお兄さんたちとよく一緒になって、アメをもらったことがあります。

・・・という非常に薄いつながりではありますが、思い出があるためちょっと長く書いてしまいました。
あ、ちなみに「瑞浪」は「みずなみ」って読みます。

 

  • 2017年8月追記:愛知の中京大中京高校のユニフォームはこちらへ

愛知県代表 中京大中京高校|2017年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目(9)