2018年夏の甲子園出場校のユニフォーム大注目!データ集計結果

皆さま、今年も「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」の出場校ユニフォーム紹介にお付き合いいただき、ありがとうございました。
大阪桐蔭高校のみなさん、史上初の2度目の春夏連覇快挙おめでとうございます!
金足農業高校のみなさん、毎試合、最高の試合をありがとうございます!
すべての関係者のみなさん、本当に本当にお疲れ様でした!

さて、この夏の甲子園出場校ユニフォーム特集企画は3年目で、紹介した高校の数は118校になりました。
今年も全部で6つの切り口で、データを集計しましたので、ご覧ください。

※このデータは真野ししゅうの資産ともいえるものです。引用の際は出典元を明記し、転載希望の方は事前にお問い合わせください。
※パーセンテージは小数点第2位四捨五入

1. 胸マークの「全胸」「片胸」割合

一般的に野球ユニフォームの胸に入るマークは、横幅いっぱいに入る「全胸マーク」と、主に左胸だけに入る「片胸マーク」に分類されます。
2018年の出場校(全56校)の場合は以下の通りです。

全胸マーク 51校(91.1%)
片胸マーク 5校(8.9%)

※片胸マークの5校は日大三、浦和学院、二松学舎大付、常葉大菊川、星稜

全胸マーク主流は変わりません。片胸マークのユニフォームが登場した際は珍しいのでぜひ注目してみてください。

過去3年間の出場全118校の合算データはこちら。

全胸マーク 108校(91.5%)
片胸マーク 10校(8.5%)

2. 胸マーク「刺繍」と「昇華」の割合

集計対象が夏の大会ですので、通気性の良い昇華マーキングのユニフォームの採用校も増えています。
特に今年は昨年よりも昇華ユニの割合が少し高かったです。

刺繍 37校(66.1%)
昇華 19校(33.9%)

同一デザインで刺繍と昇華両方のユニフォームを用意している学校もあるようで、今後は季節による違いも確認してみたいですね。

昨年との合算の数値はこちら。

刺繍 84校(71.2%)
昇華など 34校(28.8%)

3. 胸マーク文字 「漢字」「アルファベット」の割合

漢字の胸マークが多いのは学生野球ならではかと思います。
特に高校野球は漢字のマーキングでかっこいいユニフォームも多いですしね。

漢字 24校(42.9%)
アルファベット 32校(57.1%)

今年もアルファベットが若干優勢。
でも、漢字ユニフォームは特徴が出やすいと思います。とくに画数の多い漢字や、ユニークな書体のユニフォームは要チェックです。

昨年との合算はおおよそ4:6で、昨年からの大幅な割合の変動はありません。

漢字 48校(40.7%)
アルファベット 70校(59.3%)

4. シャツの「無地」「ストライプ」の割合

印象に残りやすいストライプのユニフォーム。割合としては昨年より少しだけ増えていました。

無地 46校(82.1%)
ストライプ 10校(17.9%)

連続出場している強豪校は無地が多いためか、3年間の合算だとストライプの割合が少し増えます。

無地 96校(81.4%)
ストライプ 22校(18.6%)

5. 襟の形状「ノーカラー」「スタンドカラー」の割合

スタンドカラーシャツって「学生野球らしい」のかも?と思って調べ始めたデータ。
今年はスタンドカラーシャツ採用校は少なめでした。

ノーカラー 48校(85.7%)
スタンドカラー 8校(14.3%)

今年の出場校ですと、大阪桐蔭、木更津総合、日南学園、八戸学院光星、山梨学院、奈良大附属、北照、鳥取城北の8校がスタンドカラーでした。

3年間の合算はこちら。

ノーカラー 91校(77.1%)
スタンドカラー 27校(22.9%)

6. シャツのボタンタイプ

前開きシャツが圧倒的に多い中で、胸マークが映えるプルオーバー(上からかぶるタイプ)のものにも個人的に注目していました。

今年はツーボタンがちょっと多かった印象です。

前開き 42校(75.0%)
スリーボタン なし(0.0%)
ツーボタン 11校(19.6%)
ワンボタン 1校(1.8%)
ノーボタン 2校(3.6%)

※ワンボタンは横浜/ノーボタン(Vネック)は愛産大三河下関国際

3年分の合算はこちら。

前開き 90校(76.3%)
スリーボタン 1校(0.8%)
ツーボタン 16校(18.6%)
ワンボタン 2校(1.7%)
ノーボタン 3校(2.5%)

※スリーボタンは青森山田
※ワンボタンのもう1校は富山第一
※ノーボタンのもう1校は明徳義塾


おまけ. ページ別アクセスランキング

ちなみに、大会期間中(2018/8/5〜8/21)にアクセスを集めたページですが、TOP10はこのような結果でした!

  1. 山口県代表 下関国際高校
  2. 静岡県代表 常葉大学附属菊川高校
  3. 滋賀県代表 近江高校
  4. 秋田県代表 県立金足農業高校
  5. 石川県代表 星稜高校
  6. 北大阪代表 大阪桐蔭高校
  7. 愛媛県代表 済美高校
  8. 南神奈川代表 横浜高校
  9. 東東京代表 二松学舎大学附属高校
  10. 栃木県代表 作新学院高校

実は下関国際高がダントツで、2位の常葉大菊川の約3倍のアクセス数を叩き出しています。
大会開始直後は、大阪桐蔭、横浜、星稜などの常連&全国的にファンの多い学校のページへのアクセスがほとんどでしたが、8/17の3回戦、8/18の準々決勝の日に、多くのアクセスを集めました。
あの特徴的なユニフォームが気になった方が多かったのかもしれませんね。

どうしても検索経由の流入だと、昨年・一昨年に公開した記事が圧倒的に有利なのですが、唯一今年公開した記事でランクインしたのが金足農業。こんなところにも金足旋風が来ていました。

さて、今年も最後までありがとうございました。
次回のお約束はできませんが(笑)、またお会いしましょう!